今回のコラムでは、志多田研究員が取り組んでいる研究内容についてご紹介致します。
熊本県内土壌中の破傷風菌の分布調査と分離菌の細菌学的、遺伝子学的解析
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今回のコラムは、国立感染症研究所 安全実験管理部の山本明彦先生にご寄稿いただきました。
セアカゴケグモは熊本でも確認されており、2022年9月にはセアカゴケグモの仲間であるハイイロゴケグモも初めて確……
ヤマカガシ(Rhabdophis tigrinus)は東アジアに広く分布するナミヘビ科の毒蛇で、日本でもヤマカガシ咬傷事故の重症例が稀に認められ、中には死に至る場合もある(図1)。
△図……
前回のコラムに続き、ボツリヌス患者の治療に用いる抗毒素について、今回のコラムでは国内ボツリヌス製剤の治療効果に関する調査結果について説明する。
国内ボツリヌス製剤の治療効果調……
本年7月30日の複数の電子版新聞で、ボツリヌス食中毒発生の報道があった(1)。事例の内容は7月16日に親子4名が原因食と疑われる白米または総菜を食べ、翌日17日に両親が発病し、子供達は19日に発病し……
令和元年10月に当共同研究講座は設立しました。熊本には抗毒素やワクチンを製造する化血研*がありましたが、これら生物学的製剤の品質試験法は科学の発展に相応した技術改革が乏しく、過去の産物利用で発展性を欠……